どのくらい時間を取られるものでしょうか?
Q.事件処理を依頼すると、かなり時間を取られてしまうでしょうか。
A.事件処理の内容によります。債務整理のように最初にお話しをうかがえば、あとはメールや電話で簡単な打合せだけで最後まで終わるケースもあれば、裁判のように、期日の準備のために何度も事務所にお越しいただき、お打ち合わせが必要なケースもあります。
弁護士は、法律・ノウハウ・経験という道具を使って料理をする専門家ですが、食材にあたる事実と証拠を提供していただくのは依頼者です。沢山ある料理の味付けを決めるのも依頼者です。事件処理を正しく円滑に進めて行くためには依頼者と弁護士との協働が欠かせません。
裁判を例にとると、期日に向けて依頼者が主張したい事実と提出したい証拠を整理し、書面にまとめる作業が必要です。相手の主張に対しては、何をどう反論するか、そのための証拠をどう整理し、提出するかを検討し、書面を作成する作業が必要です。主張と証拠が出そろって法廷で尋問手続をするにあたっては、依頼者の言葉で事件の全体像をまとめた陳述書を作成する必要があります。法廷で証言するには、予め何をどう質問し、どう回答するかの打合せが必要です。和解の場合は、和解の意向を確認するための打合せが必要です。
事件処理を受任する前に、これらの負担の目安も、弁護士から説明させていただきます。
ヒューマンネットワーク中村総合法律事務所
弁護士好川久治
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